【9/13 十人十色の人生ゲーム~学校編~報告】
プロジェクトリーダーのしばちえこと柴田千恵です!
十人十色の教育環境をつくるプロジェクト第2回。
午前中は小雨もふるちょっと肌寒い中から、篠栗の山奥フリースクール山ねこに大人と子どもの笑い声が響きました。
自分も相手も大切にする環境をつくるには、まずは自分や相手の気持ちを感じること。
今回このワークを行ったのは、誰かに✖をつけるためでも、何かを否定して戦うためでも対立するためでもありません。
自分や相手の気持ちを感じること、気持ちを伝え合うことで生まれる想いを感じること、そのために、わかりやすいキャラクターと背景を設定して行なったことを始めにお伝えいたします。

第1回「家族編」のあとの今回は「学校編」。
① 優しく気持ちを聞くけど、無関心にギリギリ近い感じで、受け止めるよりは「そうですね~」と受け流すタイプの先生。(ちびまるこちゃんの戸川先生風、あくまでも‟風“)
② 自分の立場が大切で自分の価値観に合わせた答えに誘導し自由をゆるさない、好きなことは「多数決」、好きな言葉は「努力・我慢・根性」。すぐにバツをあたえ優等生はひいきする先生。(ドラえもんの我成(がなり)先生風、あくまでも‟風“)
Aチーム、Bチームに分かれ、皆さん中学2年生の設定。
校長先生からだされた2つの課題を、1つめ2つめと先生を入れ替えて話し合うというワークを行いました。
戸川先生風チーム(山ねこ校長役あーちゃん)。
座ってみんなの同じ輪に。参加者の大人たちの輪が近く、笑顔でワイワイと話すあったかい雰囲気。
我成(がなり)先生チーム。先生役の私、常に立って上から見下ろす。発言途中でも姿勢が悪かったら笛をピーっと吹いて注意したり、自分(先生)に都合の悪い生徒の発言はなかったように扱ったりやりたい放題。どんどん参加の大人の皆さんの表情が曇る曇る。目をそらし、覇気がなくなり、座った輪がじわりじわりと離れていく。
その後、気持ちのカードを使い、それぞれの先生でどんな気持ちが湧いたかのシェア。
我成先生、みごとにネガティブワードが軒をつらねる嫌われよう。
司会のちえぷーからワークの主旨をお話。
「先生によってこんなに気持ちが違うことにビックリしました。」
「子どもたちはこんな気持ちだったのかもしれない」
「気持ちを話せない、聞かれないってこんなにさびしいものかとわかった」
その後はホロホロ心の鎧がはがれ、おもいおもいにおしゃべりの輪が広がっていて、
あ~やっぱり、気持ちを伝え合うって安心するんだな~っと感慨深い思いでした。
そして、小学校の先生がこられてて、、
「自分はどっちにいるのかなと考えました。今子どもたちが先生(その先生ではなく)の求める答えに寄せている状況は違和感なんです。学校でもこんなワークができたらと思いました」と感想をいただきました。
現場の先生と、本音でお話ができること、この場に集えること、もうそれは何より嬉しいこと!対立するではなく、肩書や立場ではなく個人として、本音で語りあい、あなたはそうなんだね、と聴き合い、そこから思いやりやアイデアが生まれてくるような世界。地面の割れ目からじわりと水が浸みだしてくるような、何かがひとつ繋がったようなものを感じて心が震えてます。

午後からは・・・
・山ねこkidsとそのお友達
・山ねこ保護者
・スクールご近所にオープンしたてのパン屋さん「なないろ」さん
・纏の安心安全な調味料、世界一痛い足ツボマッサージ
それぞれが想いのままに、この日出店しました。
かき氷屋さん
カレー屋さん
ポップコーン屋さん
柿ピー・大学芋・ジュース屋さん
駄菓子とおもちゃ屋さん
ボール投げゲーム屋さん
子どもたちも準備までに色々あり、いざ準備となるとめんどくさかったり腹が立ったり悔しかったりいろいろな気持ちを感じながら迎えた昨日。
「これでこの値段設定はないな~」とお客さんに生々しい愛ある正直コメントいただきハッとする場面もあり、子どもだからと見下すことなく接する大人と触れる機会があることって大切だなぁ~
売り上げたお金は自分の目標のため持ち帰る子もいれば、その日のうちにボール投げゲームで思う存分遊んだりと様々。詳しくは明日スクールで振り返り予定~
こうやって、「ごっこ遊び」ではなく、リアルに泥臭く(ちえぷーの言葉引用)、仕事体験をする機会は貴重な経験となって子どもたちの育ちを支えるんだろうな。
そして、訪れる人も、様々な年齢、立場、状況の人たちが集まることで、こんな場所や機会があるんだとホッとしたり、子育ちや子育ての安心や勇気が生まれたり、価値観が広がったりもする。
そして篠栗に、またひとつわざわざ足を運びたくなる場所が増え繋がれたのも嬉しい。
そうやって、何かが繋がりあって広がりあってまた紡ぎ合っていく希望を感じた昨日。
次はまた、12月にイベントを行う予定です。
今回残すことも改善することもありますが、また次回もたくさんの人と気持ちを交わしあえることを楽しみにしています。