前回眩しい光に包まれたミライダーは

声のする涙の泉に吸い込まれるように消えてしまいました。

(とある某所)

「目が、目がぁぁぁ~ ・・・

これはダメなやつでし。

ここはいったいどこでしか?真っ暗で何も見えないでし。

それにこの心地よい揺れ・・

ふぁ~ぁ。なんだか眠くなってきたでし。」

 

ガタン。ごとん。心地よい揺れの連続に泣きつかれていたミライダーは

眠ってしまうのでした。

 

ききっーー。がちゃ。ばたん。

『ふん、ふふーん。

さぁーて今日も困ってる人を助けるぞぉ~!』

 

張り切っている青年が車から降りてきて荷台を開きます。

 

『えっ!!!』

 

今朝、積み込んだ荷物にはなかった謎の生物(?)が紛れ込んで

いることに驚く青年。おそるおそる謎の生物に近づきます

 

こんなの積み込んだっけ??」『な、なんなんだ?これは生きてるのか?ただの着ぐるみか??

 

恐る恐る、ちょんちょんと指先で頭から突っついて確認していく青年

 

「うっ、うう~ん。こそばゆいでし~。」

 

青年の突っつき攻撃から逃げるように寝返りをうつミライダー

 

『しゃ、しゃべった!!!動いた!!』

 

突然の青年からの大きな声に目を覚ますミライダー

 

「うるさいでし~。何でしかぁ~

もっと寝かせてほしいでし~。」

 

青年の大声で目を覚ましたミライダーは目をこすりながら身を起こします。

 

『おっ、お前は一体??』

 

青年はミライダーと目を見合わせて尋ねました。

「でし??某でしか? 某は、、、ぼくどら・・・ごほっ、げほっ

某、未来侍ミライダーでし!!」

 

『・・・・・・・・・』

 

見つめ合ったまま固まる二人

 

「・・・・・・・・・」

 

『ん?』

「でし?」

 

『ミライダー???』

「ミライダーでし!」

 

『俺、夢でも見てんのかな?・・・』

 

青年がぶつぶつと独り言をつぶやいているとき

ミライダーはトラックから見える景色が自分が

さっきまでいた所の景色とどことなく違うことに気づき、

青年に尋ねました。

 

「ちょっといいでしか?ここは一体どこでしか?」

『えっ!?あっ、あーここか?ここは日本の○○(架空の都市にするか直方にするか)

ってとこで、ここから近くの家に用事があるん・・・。』

 

青年は少しの不信感を抱きながら答えていたらミライダーが

青年の言葉を遮るように荷台から身を乗り出して外を眺めます。

 

「でし!!」

大人たちの活気づいたこえ、まさにミライダーが眠ってしまう前とミライダーが目にした光景は豊かな緑と、子どもたちの楽しそうな声や

おなじ景色でした。

「でし~~!!!

 

うれし涙を浮かべ、膝をつくミライダー

 

『おいっ!いったいどうしたんだ?』

 

いきなり涙を浮かべ膝をつくミライダーに驚く青年。

 

「おたくさん!今は何年でしか!!」

 

うなだれていたと思ったのにいきなり我に返ったように

ミライダーに詰め寄られタジタジの青年。

 

『えっ!いっ、今??2019年だけど、・・・』

 

「やっぱりでし!某、正真正銘のミライダーになったでし!

それに、この顔も・・・」

 

『ちょっと、俺、置いてけぼりなんですけど~』

 

「ごめんだったでし!実はそれがし・・・」

 

と青年に説明しようとしたところ

ぴかっ!ぴかっ!いきなりミライダーの頭の上のちょんまげらしきものが

光始めました!

『え~~なにが、どうなってんのよ~』

 

 

 

と青年の嘆きと共に次回へつづく!

つづくでし!