時は2050年 日本

 

人口減少は加速の一途をたどり、

 

しかもそのうち4割は65歳以上の高齢化

 

地方都市では空き家の激増が社会問題となり

 

半ば廃墟と化している団地

 

数年後には大都市でもスラム化が進むとされている

 

(場所は変わって)とある某所

 

「う、う~ん。うっかり寝すぎてしまったでし。」

 

大きなあくびをして起き上がるミライダー

 

「みんなー、某どれくらい眠ってたでしか??」

 

眠気眼をこすりながら一緒にいたはずの友達に話しかけるミライダー

 

「みんな??」

 

返答がないのを不安に思いよくよく周りを見渡す

 

「えっ!!どういうことでしか?ここはいったい・・・」

 

目が覚めてミライダーが見た光景は眠る前にみた光景とは

似ても似つかぬ変わり果てた景色になっていた。

 

「あんなに豊かだった緑がないでし。

こども達やにぎやかな若者たち、活気づいた大人たちの声も

少ししか聞こえないでし。」

 

変わり果ててしまった光景に膝をつくミライダー

 

「某が眠っている間に何があったでしか・・・

某はいったいどれだけ眠ってしまっていたでしか?」

 

不安や焦り悲しみに押しつぶされそうになったミライダーは

ついに一筋の涙をこぼすのでした。

それを機に次から次へと涙があふれ出します。

 

「ううっ うっうっ わぁぁぁ うわぁー」

 

ミライダーの涙で水たまりができるほど

泣き続けました。

 

「ううっ ごほっげほっ あっあーあー泣きすぎて声が

ぼくどら、 あっ勘違いでし。」

 

思う存分泣きはらしたミライダーはすこし落ち着きを取り戻しました。

 

「くすっん。いったいこれからどうすれば・・・んっ??」

 

水たまりに写った自分の姿をみたミライダーは驚愕します。

 

「こっ、この姿はいったいなんでしか。某、真っ黒でし。

この変わってしまった世界と某の変わってしまった姿は

もしかして何か関係があるでしか??」

 

何かに気づき始めたミライダー

するとどこからか声が聞こえてきます・

 

『えーん。うぇーん。たすけてよぉ~』

 

「えっ!なんの声でしか?どこから聞こえるでしか?」

声の聞こえる場所をきょろきょろと探すミライダー

 

「もしかして、ここから聞こえてくるでしか??」

 

ミライダーのこぼした涙でできた水たまりから声が聞こえてくることに

気づいたミライダー

 

「一体、何が・・わっ!まぶしいでし!」

 

声が水たまりから聞こえていくことに気づいた瞬間

ミライダーはまばゆい光に包まれて忽然と姿を消してしまうのでした。

つづくでし