(新型コロナウイルスのコンピューター合成画像。NEXU Science Communicationより引用)

 

 

2020年が明けたころからじわじわと私たちの話題にのぼり始め、今や毎日持ちきりのテーマである「COVID-19」=Coronavirus Disease 2019=「2019年に確認されたコロナウィルスによって引き起こされる疾病」。

毎日さまざまな報道や情報が飛び交う今、はて、そういえばあの人は人間社会の現状をどう観ているのだろうか?と興味が湧き、TELインタビューを慣行しました。

それが今回のインタビュイー、水野由佳さん。

未来区では、彼女が話す「自然の摂理」にうっかり触れた人たちが、少しでもホッとしたりスッキリしたり安心につながるといいなと考え、数回にわけてこのインタビュー記事を公開します。

 

 

では、いってみます☞

(0は予備知識です、すっ飛ばしたい人は1からどうぞ)

この章では1までお届けしています。

 

目次

0-1 「自然案内人」、水野由佳というひと

0-2 株式会社 纒(まとい)のこと

 

1、COVID-19を怖がらなくていい理由 その①

「自然界は人間が到底知り得ないほど大きな世界だ」   

 

2、COVID-19を怖がらなくていい理由  その②

「ヒトの暮らしが本来のカタチにシフトしていくきっかけとなる」

 

3、COVID-19を怖がらなくていい理由 その③

「現代に生まれた私たちは、

全体(マクロ)ではなく

一部(ミクロ)でとらえる教育を受けてきている」

 

4、COVID-19を怖がらなくていい理由  結び その④

「人間が本来持つ『観えないものを信じるチカラ』を呼び覚ませば

安心につながる」

0-1. 「自然案内人」|水野由佳というひと

 

水野由佳さん(42)は、身内では有名な「自然界ヲタク」!

この人は、微生物のことを語らせたらもう止まらないのだ。

公式プロフィールはこんな感じ。

 

水野由佳

1977年11月2日生 福岡県出身 2児の母

中学、高校は農業を基盤とした学校に通う。

独身の頃はアルバイトしながら、ひとり旅で海外・国内をまわる。

映像製作、飲食業、百貨店の受付産前産後のサポート、介護など20種類以上の職を経験。

デズモンド・モリスに影響を受けるなど、

日々、自然の一部である人間の在り方を模索し、ウキウキと探求。

2018年、人や自然のしくみを知り、暮らしに取り入れる環境をつくる会社 (株)纒を始める。

 

 

0-2. 株式会社 纒(まとい)のこと

 

株式会社 纒(まとい)は、2018年福岡市博多区にて誕生した、ソーシャルビジネス・カンパニー。

「人や自然の仕組みを知り暮らしに取り入れる」をコンセプトに事業を展開している。

 

以下、纒の会社案内より。

 

人間は自然界に内包されている

私たちは、本来人間に備わっている機能を呼び覚まし 、心身ともに自立できる環境をつくります

自然界は常に変化変容しています  

人間も自然の一部であり、常に変化を続けています

知らないことを知ることで無理なく安心して選択し、日常生活に生かすことができます

自然の植物は環境が整えばイキイキとするように、

人も環境が整えば新芽がめぶくように本来持っている能力を発揮します

 纒は、人が人らしく生かされ、心豊かに安心して暮らせるよう、生活全般にわたり環境を整えます

纒は事業を通して、食・環境・教育などの問題を解決し、持続可能な社会を目指します

 

つまり纒は、大きな大きな自然界の中の一部である人間として生きる、

そんな心や智慧を伝え、そのために必要なプロダクトを扱う企業なのだ。

 

 

 

さて、みなさん予備知識はOKだろうか?

 

自然や微生物ということに並々ならぬ愛と知識がやまないこの水野さん。

私は、日ごろから「微生物と私たち人間は共存してるんよ!」と豪語するこの人が、昨今の「コロナパニック」についてどんなふうに感じているのか、さまざまなやりとりを繰り返した。

下記に綴っているのは、そのやりとりの一部をみなさんにもお伝えしたく、水野さんと細部にわたるまで言葉を観なおしまとめたものである。

 

(聴き手:辻千恵)

 

1、COVID-19を怖がらなくていい理由 その①

    「自然界は人間が到底知り得ないほど大きな世界だ」   

 

――水野さん、いきなり率直に。

現在のこの「コロナパニック」についてはどんな想いで観てらっしゃいますか?

例えば、今ご自身が不安に感じてらっしゃることってありますか??

 

水野)コロナのことがきっかけで家族が向き合い、お互いのコトを話してちがいを知り、価値観がひろがったり、チャレンジするなどということが起こっていたら、素敵だなぁと思いますね。

私自身、収入減少、事業についての心配はありますが、コロナウイルスについて不安なことはまったくないです。

 

――ほう、今「コロナに負けるな」が合言葉のように世間に溢れていますが、水野さんは何がちがうのでしょうか?コロナウイルスは敵ではなくて、共存していこうという事なんですかね。

 

水野)共存というか、既に、共に生きているんですよ。私たちと、ウイルスや細菌などの微生物は。

私たちヒトの身体は、10分の9が微生物でできています。

 

新型コロナウイルスの感染者数も、実際、調べていないだけで、大袈裟ではなく、発表されている人数の100倍くらいの方々が、知らない内に感染して既に免疫を獲得していると考えています。

 

注釈)

* 微生物とは…肉眼でみることができない生物すべて。細菌・ウィルスも微生物である。

(ウィルスは宿主がいないと生存できないため【生物ではない】と定義もされますが、今回は、微生物に属するとします)

 

 

――え、私たちの身体の中がすでに微生物でできているんですか?!

 

水野)そうなんですよね(笑)

微生物は、肉眼ではみえないから、どうも胡散臭いですが、事実、この瞬間も一緒に生きています。

ヒトだけでなく、生物は、微生物なしでは1秒どころか、一瞬も生きられません。

 

白血球、赤血球、そして免疫群のマクロファージやキラー細胞も微生物。

口、鼻、腸、粘膜など、ありとあらゆるところで彼らは日々、とても丁寧に懸命に働いています。

 

私たちヒトが、微生物を受け入れる、入れないではなく、もう、すでに、生まれたときから、共に生きているのが事実です。

 

じゃあ、悪玉菌、善玉菌は? 腐敗と発酵は?

と、問われたとしても、自然界に善悪はなく、腐敗も発酵も多発しています。

ただ、ヒトがわかりやすく理解する為だけに生まれたことばなんです。

 

 

――もう既にそこにあって、善悪ではない・・・なんだかまるで人の気持ちみたいですね。

 

水野)そうそう。善悪ではない。必要だから存在している。微生物がいないと、生きていけない。

 

 

水野さんのトークはだんだんヒートアップ!!

微生物への愛が溢れてパンパンになってきた(笑)。

 

 

水野)例えば、地球規模の掃除って、自然界の動・植物  や微生物がしているんですよ。

昆虫もかなり貢献してる。

 

私も含め、ヒトは、地球をきれいにする役割は、何も果たしていない。

彼らがいることで、分解され、循環して、気持ちよく生きていけるんです。

 

コロナは、呼吸器や人体に影響を与えているけれど、地球規模でみると、分解、循環など、一役かっているかもしれないなどなど…人間の想像もおよばないのが自然界。

 

私たちが知っていることはほんの少しにすぎないと、知っておけたら、何がおこっても安心ですね。

人体の影響だけをみているから、パニックになり、不安になる。

 

 

――なんだか、微生物の世界から拍手喝采が聞こえてきそうですね(笑)。

 

水野)人間は、自分の働きは誇示するのに、俺らの日々の働きぶりは、全然、知らないし、観てないやん!みたいな。

でも、そんなこと思わず、ただ、ただ、生きているところが尊敬ですね。

 

 

――すると、今のこの、人間が持つ、コロナへの恐れってどういうものだと思われますか?

 

水野)例えば、地球が誕生して46億年。まあそれさえも憶測ですが…。

でも、そう定義したとして。

ホモサピエンスの種類が順番に誕生したのが200万年前あたり、アウストラロピテクスあたりは300万年前だと定義します。

 

1月1日元旦に地球が誕生したとして、計算すると、人類の誕生は、12月31日大晦日の19時すぎになります

 

19時すぎに生まれたのがアウストラロピテクス

大正〜令和の100年は、なんと、1秒!

 

 

ーーえ、1秒?! そしたら「人間って今さっき生まれたばかりやん!」ってツッコミが入りますね!

 

水野)太陽や地球からみたら『あっ!』っていうぐらいの存在なんですよ、私たち現代人は。

そんな概念を私たちに適用すると、地球や太陽についても、知らないことが大半で、特に微生物は、天文学的な数が存在するので、どれだけ勉強しても、知らないままです。

 

 

――そんなこと初めて知りました。だとするとだとすると、自然界って偉大ですね。

 

水野)そう、自然界は偉大ですよね。

人間が殺しすぎて、生態系・食物連鎖に影響があり、絶滅においやられた生物もありますが、絶滅も含め、自然界の動・植物は、配慮を持って生きています。

自然界の秩序と関係なく、不特定多数の生物と接食しているのは人間だけで、ウィルスなどが突然広まるときには、必ず、ヒトが関わっていると思っています。(記事最後に注釈あり)

 

 

――なんだか、自然界に敬意が湧いてきます。ちょっと観方が広がった気がします。

今、世界中の人間が何を恐れているかというと命がなくなるということだと思うんですけれど、それについてはどうお考えですか?

 

水野)見えない何かを信頼している生物たち微生物たち。秩序がある自然界。

人間は見えない何かを信じる力が鈍ってしまって、見えるものに頼らざるをえなくなってきているのでないかと思います。

 

本来持っている見えないものを信じる力を呼び覚ますことで、恐れではなく安心をして生きていけるのではないでしょうか。

 

 

というところで、今回はここまで。

 

知的好奇心がうずくような、COVID-19の、まったく新しい観方。

なんだか壮大で、お話をきいていてパッと目が覚めたような、安堵のようなものを感じました。

 

 

この記事を読み進めることで、安心したりすっきりとする人がいるとうれしい。

次回もどうぞ、お楽しみに。

 

続編へ続く☞

 


注釈)⚪︎動植物の行動・接触範囲についてのひとつの観方

自然界の動物・植物が動く範囲は、四季を通して、だいたい決まっていて、自身の手足、羽、尾びれ、背びれ、土、水、風、太陽、火などのエネルギーとともに、大自然の秩序にしたがい動きます
【自然な自力の移動】

比べて、ヒト、または、ヒトと共に生きている動・植物は不自然な移動があり、自身の足だけでなく、飛行できる乗り物ー列車、車、船など
【不自然なほど 他力の移動】

を繰り返しています

移動範囲に続いて、接触範囲にも触れてみます

自然の動・植物は、食物連鎖の秩序があるので、普段、接する動物に、あまり、変化はありません
生物同士で助け合い、共存しながら、生命を維持しています

自然が変化することで、内容やバランスに変化はあると思いますが、動物同士の接触は、不特定多数にみえて法則のなかでの
【自然な自力の接食】

比べてヒトは、武器、薬品、人工製造された機材などを用いて、食物連鎖とは無関係に

【不自然な他力の接食】

を繰り返しています

不特定多数のヒトが不特定多数の動物と接し、乱獲、乱用しています

問題は、常に複合しているので、今回は、乗り物や乱獲などの賛否は、さておき、あくまで、今は、移動、接触範囲に着目してみています

 

(注釈文責:水野由佳)