未来区より、ついに新しい連載がスタート!

この特集では、未来区のソーシャルビジネスカンパニーが提案する、さまざまな生きかた暮らしかたをご紹介します。

 

 

誰かが決めたこれがいい”から、あなたの決めるちょうどいい”へ

REIWA COZY

 

REIWACOZYは、未来区創設メンバー・投資課企業の「ひとのこと」が提唱した概念です。

くわしくはこちらで味わってみてください☟

https://note.com/hitonokoto/n/n5633aa82773a

 


 

記念すべき第1回目は、こちら!

 

CASE1

スペースのシェアを呼びかけたら

 うっかり賑やかで彩りゆたかになった、

70歳のCOZYな暮らし

  ~情緒あるヴィンテージマンションを使い継ぐシェアリング~

 

 

 

今回の主役は、この3人とこのスペース。

写真右から

●森川敏明さん70歳 ●松武陽子さん42歳 ●乙須裕子さん46歳

 

約3か月前、森川さんが一人で暮らしていたこのヴィンテージマンションに、(株)キュリアス・マインズ(代表取締役:松武さん/取締役:乙須さん)のオフィスがIN!

 

今回は、どうしてこの3人がこの場をシェアするに至ったのか、シェアすることでどんな出来事や気持ちがあったのかをインタビューしてきました。

 

「自分らしい生きかた・くらしかた」を見つけたいあなたの、何かのきっかけになればうれしいです。

 

 

 

 

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

 

(株)キュリアス・マインズは、未来区投資課企業で、くらしの環境設計をする会社。

建築設計(デザインリノベーション)、インテリアデザイン、各種ディスプレイを担っています。

 

🏠(株)キュリアス・マインズ 公式HPはこちら☟

https://www.curious-minds-inc.com/

 


 

(インタビュー聴き手:辻千恵)

 

 

ーお三方は元はどういうつながりになられるんですか??

松武:森川さんは、私が22歳のころ一番初めに勤めた会社の上司です 。当時配属されたデザイン室の一番トップが森川さんでした。

森川:彼女が退職してからも彼女のご主人と仕事でお付き合いがあったのでちょこちょこ会う機会があり、彼女が仕事で作った家を見に行ったりということもありました。

そして、彼女がキュリアス・マインズの代表になったことも連絡をもらっていたんです。

 

 

ー実際今のようなカタチになるまでに、どのような経緯があったのでしょうか?

森川:僕はここ以外に別に実家もあって、いずれはここを出ることも考えていた。

そこで、この、1人で使いきれないスペースをシェアする人がいないかと呼びかけていたんです。

 

松武:それからしばらくして、キュリアスの事務所移転とうまくタイミングがあって。

そこで、森川さんが仕事をしている間は、うちの会社の事務所とシェアしましょうということになりました。

 

 

 

 

 

 

 

ースペースのシェアをはじめたことで、よかったなあと感じてらっしゃることってありますか?

森川:よかったなということは、やっぱり生活にリズムができることですね。

一人だといつ寝ようがいつ食べようが何をしようが自由なわけですが、彼女たちが出勤してくるとなれば、その前に掃除したりするじゃないですか。

朝9時までにそういうことを済ませておこうというリズムができたのは、よかったなと思っています。

 

あ、 それと適度な緊張感がありますよね、一応女性ですし。。

 

松武・乙須:え?森川さん、今なんて?!一応??(笑)

 

 

ー(笑)

森川さんが「森川ちゃん」なんて呼ばれているという噂も耳にするのですが、キュリアスのお2人は森川さんを普段何と呼んでらっしゃるんですか?

乙須:(少々食い気味に)森川さんです!森川ちゃん、って呼ぶのは、うちの子どもたちですね。

 

ーああ、なるほど!乙須さんちのお子さん、おしゃまなレディたちですね。

森:まあ何度か、一緒に遊んだからじゃないですか?

 

ーお孫さんみたいな感じで?

森:そうそう、考えたらこの2人は娘ぐらいの年ですからね。

 

ーお孫さんのように感じられるお子さんたちとの交流も生まれたんですね。

ーお仕事を一緒にされてることもあるんでしたっけ?

松武:ありますね。お互いの案件を適材適所で取り組んだりすることはあります。

職能がちがうから。私たちキュリアス・マインズはデザインするほう、森川さんは施工といって、それをカタチにしていくほう。

 

森:一緒にやれるところは、便利に使ってくれたらいいなと思ってますね。

あとは、管理人として住み込みで働いているようなもんですよ。

 

一同:(笑)

 

 

ー乙須さんは今のシェアリングについて、どんなふうに感じてらっしゃいますか?

乙須:娘世代がいてたまに孫世代もいて。

森川さんも一人で老後を過ごすつもりだっただろうけど、ひょんなことから40代のおばちゃん達とシェアオフィスをして、うっかり賑やかな余生を送るんじゃないかなと、そういうところはこの、令和の時代っぽいなと思います。

例えば急病とかで一人で倒れていたりしたらすぐ発見できるし。

 

森川:あ、それはすごく期待してます(笑)

松武:遠くの親戚より近くのおばちゃん!

 

乙須:大概毎日私達がいて、おせっかいおばちゃんや、とやかく言う娘みたいなもんなんじゃないですかね。

またカップラーメンですか!とか言われながら(笑)

 

ーなんか、血縁関係はなくっても家族みたいですね。

森川:そうね~、生活してる上で刺激はやっぱり受けてると思いますね。

 

 

 

ーここからは、この「場」のことも教えてください。

こちらは森川さんがおひとりでお住まいになられていたところに、会社の事務所が転がり込んできたわけですよね(笑)。

その時はみなさんで、どんなふうにして居心地良いスペースを作られたんですか?

 

乙:そうですね。キュリアス・マインズはくらしの環境設計をする会社ですから、自分たちの事務所となるこの場は、いろいろ動線を考えながら作っていきました。

あと、森川さんが家財をたくさん処分したり移動してくださったのは大きいですね。

 

ーそれもいい機会にされたということですね。

森川:断捨離はしようと思っていたんです。

でも一人だと先延ばし先延ばしになってしまっていたし、手放すのも惜しくて。

 

ーああ~、それはそうですよね。

大掛かりな環境の変化は、自分一人ではなかなか踏ん切りつけて動き出すのはむずかしいだろうなあとすごく想像できます。

そんな中、森川さんは、どうしてこの生活に踏み切られたんですか?

 

松武:ほんと!けっこうチャレンジャーですよね。

乙須:あ、森川さん、このお部屋に思い入れがあるっていう話してませんでした?

 

森川:ああ、そうそう。僕自身も ここに越してくるとき、人の紹介で事務所として使い、住まいとして暮らし始めたんですよね。だから、ここを気に入ってくれる人がいるといいなとは思っていました。

松武:ここを大切に継いでいってくれる人がいたらいいなあってね。

 

 

ーそういう、この場所を大切にしたいという想いが3人のベースにあって、そこが繋がっている気がしてきました。

乙須:それはあるかもしれませんね。

私たちは、この古いマンションに誇りをもって「ヴィンテージマンション」と呼んでいます。

「ヴィンテージ」ってもともとワインの工程をさす言葉なんですけど、そこから転じて、「年代もの」「洗練された」「上等な」という意味があるんですって。

ただ古いだけでなく、年月を経て味わい深くなり価値が高まっているもの。

 

キュリアス・マインズは、古くなったら壊して新しいものをつくるのではなく、歴史あるものに魅力を感じ、建物がもっている魅力を引き出し、その魅力を伝える役割をしていると自負しています。

 

そして、そこにくらし集う人が、どんな暮らしをしたいのか、どんな働き方をしたいのがが、くっきりと際立ってくる… それに形を与えるのが私たちの仕事です。

そういう意味でも、この場所はぴったりでしたね。

 

森川:そう思うと、ここの場所が人を呼んでるのかもしれないですね。

 

 

ーそういう情緒や奥行きみたいなものを感じられる人が、この場所に惹かれてやってくるんでしょうね。

森:僕もこの場所に来た時に、すごく落ち着くというか、そんなふうに感じたんですよね。

ここで仕事や生活したらいいだろうなあと想像がついた。

 

彼女たちともずっと一緒にいるわけじゃないかも。

でも、いずれ僕は居なくなるから、ここを大切に使ってくれる人がいるとうれしい。

だから、彼女たちとの付き合いを大切にしていますよ笑。

(この時、テヘっていう感じで、お茶目に笑う森川さん!)

 

 

 

 

 

森:あとね、彼女たちをみてると、昔自分が何をしてきたか、考えたりもするんだよね。

がむしゃらに一生懸命やってるわけじゃないですか。

そしたら、夢にまでは見ないけど、自分が彼女たちぐらいの時にしていたことを時々思い出したりしますね。

今はちゃらんぽらんで適当にしてますけど。

 

 

ー懐かしくあたたかく、何かが湧いてくるような気持ちになることがあるんですね。

森:あと何年生きるかわからないけど、この先の人生も考える機会になりました。

ここで一緒になる前に、彼女たちに聞かれたんですよ。

「森川さんが今からやりたいことって何ですか?」って。

 

 

ー森川さん、何て答えたんですか?

森:断捨離してエンディングノートでも書いて、人に迷惑かけないように身綺麗にしようかなと思ってたの。

そしたら、そんなふうに聞かれてね。

ひょっとしたら、残りの人生でまだ何かやれるのかもしれないって、そういうふうに思えたんです。

彼女たちは、そういうエネルギーもくれましたね。

 

格好も若くなりましたよ。

だってヨレヨレのを着てたら、相手してくんないだろうなと思って(笑)

 

 

ー(笑)

松武さんはキュリアス・マインズの代表であるわけですが、どんなことを思ってこの場所を選ばれたんですか?

松武:今必要な働き方に合う場所として、私はここを選びましたね。

自分たちの会社としては森川さんを雇えないけれど、ここにいると志があれば雇用しなくても共に働けるとか。

これは、私たちがずっと戸建のリノベーションを売りにしていたら選ばなかった選択。

でも、昨年からマンションのリノベーションをするようになってこんな暮らし方もいいなと思った。

そこから自分たちの仕事の方向性が変わってきた中での一つの選択でした。

 

まぁいつまで一緒にいるかも分からないけれど、今の自分たちに合ったものを自分たちで選ぶということができるが令和らしいのかなと考えています。

 

自由になってよかったなって思っています。

前の事務所にいたときは、家賃も高かったけれど、ここじゃなきゃ!と固執もしていた。

でも、その枠をとってみたら、今はとても居心地よく、「ちょうどいい」感じがしていますね。

 

あとは私たちにしてみると、こういうところにオフィスをもってこれたということが、自分たちのステージがあがったような実感がありました。

 

 

ー乙須さんはいかがでした?

乙:建物の魅力を引き出すキュリアス・マインズとしては、この場所が最高のモデルハウスだと思っています。

リノベーションしなくてもインテリアでこれだけ変わる。

ここに来たらわかる。

ここに来たら、ああ心地いいってこういうことなんだ、こういうカタチの心地よさもあるんだな、というのを感じる、というような。

 

ーそうですね。この心地よさに触れた時に、ああ、「自分だったらこんなのが心地いいな」とかいう想いが湧きますよね。

乙:そうですね。それがやはり、元々創られた何かだと味わえない感覚だと思います。

 

ーああ、すごく腑に落ちます。

ここはほんとうに気持ちのいい場所ですもんね。ここに来てみたらわかる。感じられる。

これからも、この場所で生み出される、森川さんとキュリアス・マインズそれぞれのお仕事や、父と娘のような掛け合いも楽しみにしています。

 

今日はありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

●今回のまとめ●

 

≪このカタチを実現するレシピ≫

◎仕事もしながら週末に、家族総出の作業日を2~3回
◎前のオフィスを整理するための20,000円
◎気合いと好奇心、大さじ30ずつぐらい
◎建物を大切に受け継ぐ心、測れないけどたくさん!

 

≪この取り組みにぴったりくるSDGsのカテゴリー≫

 

 

 

 

 

 


 

☑部屋の使い方を見直したい
☑定年後、夫婦それぞれ自分のスペースが欲しい
​☑家の一部にお気に入りの素材やパーツを使いたい
☑森川さんみたいに、1人では使いきれないスペースを誰かとシェアしたい

 

自由で好奇心あふれる、あなたの「こだわり」を叶えるリノベーション。

やってみたくなってウズウズしたら、どうぞこちらへ🚪

 

株式会社キュリアス・マインズ

​建築設計、デザインリノベーション
インテリアデザイン、ディスプレイ、ロゴ制作

〒810-0051
福岡県福岡市中央区大濠公園3-32
​大濠エクセル302号

☎ 092-401-1099
fax 092-401-1091
​📨 info@curious-minds-inc.com